【小3男子】こどもが発達障害だと分かったので病院に行くまでの経緯を書いてみる。

子供の発達障害 発達障害

現在8歳である我が家の長男君ですが、小学1年生の時にクリニックにて「自閉症スペクトラム(ASD)」「ADHD」という診断が下りました。

こんにちは、komyu(こみゅ)です。
ちょっとブログをお休みするつもりが、気づけば2年経っていました。
心機一転名前もブログ名にちなんで変えての更新です(゚∀゚)

これまではミニマリスト・ズボラ主婦・シンプルライフ・美容ファッションなどというキーワードを主に記事を書いて参りました。

タイトルをご覧の通り我が家の長男が発達障害であることが発覚したので、こちらもブログで記録・情報発信が出来たらなと考えています。

余談ですがミニマリストに関してはこの2年の間にむしろ物は増えちゃったんですが、ズボラだけは健在です。

まだまだどこに出しても恥ずかしくないズボラ主婦ですので、安心して訪問して頂けると幸いです(ニッコリ)

さて、本タイトルである我が子の発達障害についてです。
今回は発達障害の診断を受けに行く事になったきっかけを書いていこうと思います!

発達障害検査のきっかけ

乳幼児期は第一子とういことで多少の大変さは感じつつも、特別育てにくいなんてことも無く成長していった長男。

市の発達検診も余裕のよっちゃん(昭和感)で、子供の発達障害を疑うきっかけとなりやすい言葉の遅れというものもありませんでした。

そんな長男が、なぜ発達障害の検査をする事になったのか。

結論から言うと、小学校1年生で学校生活がままならなくなったからです。

発達の不安を幼稚園で指摘されていた

小学校生活がままならなくなる以前、幼稚園年長さんの時のこと。

実はすでに担任の先生から一度、長男について発達の不安を指摘されていました。

発達障害の子を持つママあるあるだと思うのですが、参観日は基本「公開処刑」と言われる状態・・・。

幼稚園の参観に行くの憂鬱でしたw

そんな長男ですが、発表会となると普通に出来る子だったんです。
劇・音楽発表会やダンスはちゃんとしっかり覚えて堂々とこなしてました。

診察受けて分かった事だけど、長男は「ルールがあること」は得意。
発表会は「自分の役割」が分かりやすいから、きちんとやれてたんだと思います。

当時はそんな特性なんだと知らなかったし、日常生活ではちょっと変わっててもやるべき事はきちんとやっている(ように見える)ので、
『成長に合わせて落ち着いていくだろう』と軽く考えていました。

そんなこんなで卒園も目前。
年長さんの3学期の個人面談が希望制だったんですが希望制なので全力でスルーしようとしたところ

逆に幼稚園からご指名を受けて、面談に行くことになったという・・・。(^o^)/

お母さん、言いにくいんですけど、長男くんはこのままだと小学校でちょっと苦労するかもしれません・・・(←言いにくそう)

(この頃の長男の具体的な幼稚園生活についてはまた別の記事にて書かせていただきますね!)


担任の先生から直接発達面の不安について指摘されたことが、「ちょっと変わった子供」から「発達障害という可能性」を考えるきっかけとなりました。

小学校入学〜困り感の発現

幼稚園からの指摘により長男の発達障害を疑う私。(+夫)
とりあえず手始めに知識を得るべく発達障害の本をいくつか読みました。

な〜るほど?
長男くんはこれでしょ、ADHDってやつだってばよ!?

中でも注意欠陥については、
「長男くんの事が書いてあるよ( ^ω^ )」
くらい当てはまっていて。

この子のちょっと変わった子感はここから来ていたのかと納得!
今日は熟睡だ!

しかしこの時はまだ、受診に至るほどの何かがあった訳では無いので様子見していました。

無事に入学式を終え、すぐにクラスにも慣れて、勉強にも楽しく取り組む長男。

家庭訪問でも念のため幼稚園で言われたことを担任の先生にお伝えはしていましたが、特に授業にも問題なく参加しているとの事で一安心です。

もし本当にADHDなんだったとしても、本人は特に困っているようには見えないし毎日楽しそう。

小学校で困るかもしれないと指摘を受けたけど、意外と大丈夫なのでは?
(忘れ物やうっかりは多いけど、男の子ってみんなそうだって聞くし!)

せや!何かあったらまたその時考えよ!
\(^ω^)/

そんなある日、学校から長男の様子についてお電話がかかってきました。

学校の行きしぶり

お母さん。言いにくいんですが、実は長男くん、よく保健室に行くんですよ。(←言いにくそう)

順調に小学校生活に馴染んでいたと思っていた長男ですが、少しづつ様子が変わっていく事に・・・。

不登校とまではいかずとも朝一人で登校するのを不安がるようになってきて、
学校まで一緒に行こうとお願いされるようになりました。

しかしながら下の子の幼稚園の送迎と、私も仕事があるのでそう言われると正直めっちゃ辛い。

正直毎日とかいうのは本当無理。

なんとか頑張って行くように説得しつつやり過ごしていましたが、
何らかのストレスを強く感じているようで登校しても度々お腹が痛いと保健室で休む事が多くなっていったそうです。

ASDの特性から来る不安感

この頃から長男、めっちゃ繊細マンになっていきます。

例えば凄く覚えているのが、映画クレヨンしんちゃの「ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」という作品があって、ひろしとロボットひろしが入れ替わって生活するっていうストーリーなんですが。

これを観せた後の、日常生活での長男の情緒不安定ぶりといったらなかった!

さっきまで楽しそうにしていたのに次の瞬間無表情になったり泣いてしまったり。

次男は楽しく観ていたし、親としても「クレヨンしんちゃん泣ける映画第1位」みたいな感想なんだけど、長男は自分の父親もロボットになっちゃうんだと本気で怯えておりました。

子供って多少は現実と空想の区別がつかないところっていうのは普通にあると思うんだけど、
この時の長男はもう現実3割:空想7割くらいの比率のところで生きている感じ。

「明日自分以外の人間がアメリカ人になっていたらどうしよう」と悩んでみたり。
「学校に行っている間にお母さんが悪者に連れ去られたらどうしよう」と悩んでみたり。

朝目に入ったニュース、お友達の噂話、頭の中に描いた空想・・・。
それら全てが長男にとってはとてもリアルで、
正直何を言っているのかさっぱり分からん事だらけですが(おい)
とにかく「ものすごい不安感を抱えている」事だけは伝わりました。

スクールカウンセラーに相談〜初診へ。

長男には小学校入学直後から「お留守番」をお願いしていました。

学校から帰ってくるより30〜40分ほど、私の方が仕事から帰ってくる時間が遅いためです。
短時間であれば何事もなくお留守番出来ていた長男。

夏休みが終わってから不安感は一層大きくなり、留守番はおろか、ついに一人で下校もままならない日がでてきてしまいました。

ああもうこれは、困っている。

発達障害の診断基準として、まずは日常生活に困ったことが起きているかという項目があるそうだ。

紛れもなく今!まさに!周りも、そして本人が一番困ってる・・・!!

っていうか、この困り感ってどこから???(泣)
やっぱりうちの子普通じゃないよね・・・。
これはもう、きちんと今後を見据えて相談すべきだ!

そこから担任の先生の勧めでまずは教育相談にてスクールカウンセラーの先生に相談してみることになりました。

発達障害に強いクリニックを受診

カウンセラーの先生には一通りこれまでの長男の状態を伝え、自宅での様子やADHDを疑っていること、抱えている不安感がどこから来ているのか不明だという事を相談しました。

(ちなみに事前に、学校生活によるトラブルが原因で不安定になっている様子は無いことを担任の先生に確認済みです。)

たくさんお話を聞いて頂きましたが、やはりまずは病院で「発達障害」の有無を検査するのが良いだろうとのことでした。

実は、仮に発達障害と診断が降りた時のデメリットとして将来保険に加入出来ない可能性が出てくるのを密かに心配していましたが・・・

もはや本人がこんなに困った感を出している以上、しっかり診断してもらってその上でサポートを考えて行くのが良いに決まってるo(`ω´ )o!!

カウンセラーの先生からいくつか病院をピックアップしていただいた中で「発達障害」を主に診察しているクリニックを選び、こちらで長男は自閉症スペクトラムとADHDという診断を受けました。

おわりに

幼稚園の頃までは親が身の回りのお世話をしてあげる事も多いし、
男の子なんて特に、定型発達の子でも落ち着きが無いとかうっかりしちゃう事が多いので「普通」が分かりにくいです。

ママ友に相談してみても
「うちの子もそうだよ〜!男の子だし、普通じゃない?!」
と言われるので、ますます我が子が普通なのかどうか分からんのです。

でも担任の先生ってやっぱ分かるもんだね!
すごい!(^o^)/

このモンスターペアレントがはびこる世の中で勇気を持って忠告して下さった・・・
僕は敬意を表するッ!

親としては違和感が確信に変わるまでは、行動したり受け入れる事が中々難しいところがあります。

もしも我が家のケースが何かご参考になれば幸いです(*´ω`*)

今回のお話は以上となります。
最後までお読み頂きありがとうございました!


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