7歳で発達障害の診断が下りた長男の成長記録。幼稚園の年中さんあたりから他の子とは違う特性のようなものが出てきました。
こんにちは、komyuです。
前回は0〜3歳までの成長記録を書いてきました。
長男は診断の際、軽〜中度の自閉症スペクトラム+ADHDという風に言われたんですが、
正直3歳くらいまでの男の子って定型発達の子でもASD・ADHDのような特徴が当てはまる事もあるし、ほんと分からん・・・!!
加えて第一子、ママ友0!!
そもそも「乳幼児期の普通」というものすら分からんのです。
普通が分からない状況で普通じゃないモノに気付く・・・。
そんな事が出来るならば、私に黒歴史なんか存在しなかった(どうした)
今回は発達障害の特性が分かりやすくなってきた幼稚園の頃について詳しく書いていこうと思います(゚∀゚)
あくまでも「長男の場合」ですので、クラスのランチ会の雑談程度にお読みいただけると幸いです。
目次
3歳年少さん 気になる行動・特徴
年少さんの頃の長男。
自宅マンションの駐車場で2歳年下の弟としっかり手を繋いでくれています(尊い)
早生まれのため、3歳になって間もなくに幼稚園に入園した長男。
託児所やプレ経験もあったお陰か、バス通園でも泣く事なく、楽しく登園していました(^ ^)
トイトレは入園前に完了しているし、偏食とか無いから給食もよく食べるし、発達の疑いなんて無さそうな感じだったんだけど・・・
「この子ちょっと変わってるな」
そういう風に長男を見ていた記憶だけはあるんですよね〜。
でも具体的にどこがって言われると、理由を思い出せない(笑)
でも進級前の三者面談で担任の先生から
『長男君は将来普通の会社員とかになるイメージではないですね!』
と言われたので(嫌な感じではなく)、この時から先生には分かる多少の違和感があったのかも?
4歳年中さん 気になる行動・特徴
年中さんの頃の長男。
運動系は苦手だけど、自転車は大好きでひたすら公園をぐるぐる周る。
(ひたすら眺める母・・・)
年少さんの頃は周りもまだまだ集団生活に慣れておらず自分中心に過ごしている印象ですが、
4歳・年中さんともなると生活リズムも安定し、お友達関係でも仲良しさんを作って遊びだす頃かと思います。
長男は小さい頃から大人が好きで、同年代の子には無関心。
それでもある程度成長したら自然にお友達作って遊ぶでしょ?
なんて思っていた時期が私にもありました(^o^)/
お友達と遊ばない
この頃、奇跡的に私にも「ママ友」と呼べる存在がおりまして。
男の子ママ4人のグループで公園なんかにもよく遊びに出かけていました。
他の3人のお友達は、ちゃんと「みんなで」遊んでいる。
お互いを認識していて「友達同士」であることを理解しているんですね〜。
一方長男はというと、話しかけるのは私のママ友ばかり。
お友達の事はあまり見えてない感じというか、その辺を歩いている他人と同じ認識みたいな感じというか・・・。
お友達に話しかけられたら答えるし、促せば同じ場所にはついていくんだけど、基本的にはマイワールドで草花摘んだり公園をウロウロしていました。
幼稚園でもお友達と遊んだという話は少なくて、先生か1人で遊ぶことが多かったです。
興味がある事に没頭する
古い投稿になりますが、年中さんの頃の長男について記事を書いていました。
長男専用の机をリビングに置いていたら勝手にひらがな練習し始めたって話。
当時はズボラな子育ての知恵と称してウチの子天才かしらウフフなノリで書いただけのものですがwww
特性バリバリやん!!
\\٩( ‘ω’ )و //
文字通り没頭していたの、めっちゃ覚えてます・・・。
ほんとにずーっと文字書いてた。
感覚過敏があった
没頭エピソードに加えて当時の記事にアップしていたこの写真。
今見てびっくりしたよね。
この独特な座り方、実は今でもします。
ご飯食べる時もするもんだから、きちんと座るように都度注意するんだけど。
これね、長男が小学生になって初めて理由を教えてくれたんです。
「お尻を椅子にくっつけて座るのが気持ち悪いんだよね〜」
完全に感覚過敏です、本当にありがとうございました( ^ω^ )
ちなみに現在。
頻度は減りましたが、家でも学校でも足を挟んで座ってます。
こんな座り方して授業受けたり食事したりしているのを何も知らない人が見ると、躾がなってない!ってなりますよね。
今思えば泥んこ遊びとかも好きじゃなくて、幼稚園でやっていたボディペインティングなんかは泣いてたな・・・。
感覚過敏って大変だな〜って思います( ˘ω˘ )
5歳年長さん 気になる行動・特徴
年長さんの頃の長男。
ブランコで遊んでいますが、自分で漕げません(^^;)
体の動かし方が分からず、1人で漕げるようになったのは卒園してからでした。
年長さんになってくると、いよいよ発達の凸凹も分かりやすくなってくる気がします。
幼稚園の先生からハッキリと発達の不安を伝えられたのも年長さん。
まさに本題はここからって感じです!
集団行動についていけない
ASDのマイワールドの領域展開に加え、ADHDによる注意散漫。
これで全体指示が通るんなら大したもんってヤツだぜッッ!!
とにかく自分の世界に入ってフワフワしているので集団行動ができません。
みんなは運動遊びのために並んで座っているのに長男は何処かへ行ってる。
ボーッとしたりキョロキョロしたりして先生の指示を聞いていない。
発表会などの「自分がやる役割が決まっている」事はキチッとこなせたので良かったんですが、通常保育を見てもらう参観スタイルは自由奔放な息子を目の当たりにして毎回落ち込んでいました・・・。
年中さんの頃に戻りますが、当時サッカースクールに入っていたんです。
ルールがまだよく分かっていない子でもとりあえずボールを追いかける中で、長男はグラウンドに咲いている草花摘みに夢中でした(ほっこり)
集団スポーツ、だめゼッタイ。
空気が読めない
子供なんて空気が読めないのは当たり前!って思うかもしれないですが、それは少年少女の心を忘れた大人たちの勝手な決め付けではないでしょうか?
(どうしたん急に)
(怖いわ)
子供だって空気くらい読んでる!
年齢に合った空気の読み方ってもんがある。と私は思ってる。
幼稚園で催される◯◯大会やマラソン等の、表彰が行われるイベント。
長男は運動系は苦手なので表彰状なんてものは冥王星よりも遠い存在です。(そんなに)
そんな長男が、努力して練習して1位のメダルをゲットしたクラスメイトに対して
「いいな〜メダル!なんで僕にはないの?欲しい!!」
と、表彰式の真っ最中に叫んだ時はココが噂の公開処刑場かあ〜なんて気持ちにならざるを得ませんでした( ;∀;)
マラソン大会では後ろから数えた方が早い順位でしたが、長男は1位を取るつもりでいたようで号泣・・・。
ちょ、おま。
僅差ならともかくだな・・・。
その場にふさわしくない発言や態度を取ってしまう。
このような長男の空気の読めなさについては「認知の歪み」が関係している部分も大きい。
- 自分の現在持っている能力を把握できないこと。
- 実現できると信じて疑わない目標が、実際の能力よりレベルが高いこと。
- 理想と現実の差を埋めるには、努力(練習)というものが必要であることがイマイチ理解出来ていないこと。
以上の3つに関しては未だに苦労している面が多々あります。
特に3番目ね、練習が結果に繋がるということが中々イメージ出来ないようです。
自分に自信があることや目標が高いことは良いことなので、自尊心を傷つけることないよう注意しつつ都度教えているんですが難しい( ;∀;)
やっぱりお友達とは遊ばない
年長さんになっても変わらずお友達とは遊びませんでした。
一人で遊ぶの寂しくない?って聞くんだけど、全然寂しいとかは無いようで・・・。
私も子供の頃から一人で遊ぶの好きだったので本人が良いならいっか〜って感じなんですが、大人に対して一方的に喋るのは気になってましたね。。
たまにお友達と遊ぶときは、「お友達と遊びたいから遊ぶ」というより「自分がしたい遊びだから参加する」という感じです。
飽きたらフラッと別のところに行っちゃうし、あれ?なんだろ。文字に起こすと相当変わってる子に思える(笑)
おわりに
こうして思い返してみると幼稚園の頃からASDの特性とか結構出てたな?ってなるんですが、実際診断が下りた時真っ先に思ったのが
「自閉症っぽさなんて全く無いのにな〜」
だったんですよね!!
だって当時の知識がクレーン現象とか目が合わないとかだったから。
かといって知識が少し増えた今では逆に、何でもかんでも発達っぽく見えてしまう現象あるある・・・。
普通って一体なんなんだってばよお・・・。
イルカ先生教えてくれってばy
気になる点ばかり書いたので全体的にアレな感じになっちゃいましたが、もちろん長男には良いところが沢山あります。
独特な視点から出る考えなんかも面白いし、日常生活に困りごとさえ無ければ本当に「個性」なんだな〜と。
ただもっと早く長男の特性を分かってあげていれば怒らずに済むことも沢山あったんじゃないかなと思うと、知識ってやっぱり大切ですよね。
感覚過敏とかね。
もっと幅広く、生まれ持った特性というものが認知されたら良いなと思います(^_^)
今回のお話は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます☆
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